ジグザグは何語?

Howdy.

以前、よく出てくる和製英語を紹介しました。

和製英語なんです。 - アメリカでライス大盛り~英語ができない日本人のテキサス留学記~

カタカナ英語って言うんでしょうか、
まるでルー大柴さんのようにカタカナ英語が普段の会話に頻出するのが日常になってきました。

わざわざ英語使わなくても、と思うこともあれば
カタカナだけど、日本語に馴染み過ぎて逆に日本語だとなんて言うのかわからない…
なんてものもありますね。

こういうのは英語を日本語っぽく発音し、日本に定着した外来語なわけですが、
今回はそんな外来語の話です。

[AD]

わざわざカタカナで
モチベーション(motivation)は英語ですが
なんの違和感もなく日本で使われますね。まあ、これが外来語かと言われると疑問が残りますが
少なくとも「やる気」というモチベーションよりも短くて言いやすい日本語があるにもかかわらず
わざわざ英語を使う人が多いですよね。

それからスケジュール(schedule)
これも「予定」だとか「日程」というより短い日本語があるのに
わざわざ使う人が多い。

逆に
例えば、シャツ(shirt)
日本になかった洋服の一種なので完全に外来語でしょう。シャツ以外に言い方ないですよね。

それからサービス(sevice)
元々英語ですが、日本で使われている意味を考えると「接客」がよい訳かなと思うのですが
接客サービスとかって言ったりもしますし、
「奉仕」的な意味も含むのでしょうか。
英語では、接客、奉仕以外に軍隊などの公共の仕事という使われ方が多いです。
日本でサービスと言った時に消防士や自衛官を想像する人がどれだけいるでしょうか。

さらにベテラン(veteran)
日本では「熟練者」として使われていますがわざわざ熟練者という人はあまりいない。
しかし英語でveteranとは「退役軍人」のことで熟練者として使われているのを聞いたことは今のところありません。
(辞書には載っているので、熟練者という意味は含むはずです)

ケーキ(cake)
「洋菓子」の一種ですが
わざわざ小麦粉に砂糖、卵、牛乳などを混ぜて焼いたスポンジを台にし、クリームや果物などを乗せた洋菓子
とは誰も言いませんよね。
スポンジ、クリームって言っちゃってますし。

[AD]

ジグザグ
ジグザグ。
カタカナ表記で見かけることがほとんどですが
これは何語か。
日本語?外来語?和製英語

外来語です。
zigzagという英語が語源になっています。
ジグザグ、逆に日本語だとなんて言うんでしょう?
調べたら「稲妻形」と書いてあるものがありましたが
まあ、わかりますがピンときませんね。
ちなみにこの「ピン」は日本語で擬態語のようです。

zigzagは発音もほぼ「ジグザグ」です。
Zが稲妻のような形をしているのでそういわれるようになったという説があるようです。

日本語の長所と短所
このジグザグのように日本語に馴染み、日本語のように使われている外来語。
たくさんあるんでしょう。

外国の言葉をカタカナで簡単に日本語のように使えてしまうのは
日本語の寛容さが表れている素晴らしい特徴です。

中国語なんかだと全部簡体字に無理矢理当てはめなければいけませんからね。
例えばアメリカは「美国」です。
私からすると「???」ですね。
テキサスは「德州」
ヒューストンは「休斯顿」です。

表意文字の良さが全く活かされていない。

日本語って便利ですね。

逆に、この外国語をカタカナで表してしまうことが
日本の英語レベルを落としている原因にもなっている、と私は考えています。

分かりやすいところで言えば
「アップル」は本来「アポゥ」なわけで
「セーター」「スウェラー」なんです。
そもそも英語をカタカナで表記すること自体に無理があります
こういった英語の日本語化が日本人の英語発音問題に拍車をかけているのだろうと思います。

発音は特に気にしなくても良い
と以前から言っていますが

発音は大事? - アメリカでライス大盛り~英語ができない日本人のテキサス留学記~

それは通じる範囲内での話。
カタカナ英語はかなり通じにくいです。
気を付けましょう。

というわけで、ジグザグは英語でした。

Have a good one.

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

[AD]